『TOEICテスト完全教本新形式問題対応』感想
『TOEIC(R)テスト 完全教本 新形式問題対応』のTEST1をやってみた。(模擬テスト2回分収録)
結果と感想
正答率は、リスニングセクション:80%、リーディングセクション:89%。
リスニングのパート3・4が過酷だった。問題の選択肢を読むのが追い付かず、後の方になるほど総崩れ状態に。問題数じたいは、公式問題集、その他の問題集と同じなのに、なぜだろう?
リーディングの方は、時間管理がうまくいったので、まずまずだった。
問題の解説は、各問題ごとに『テスト作成者/ネイティブ・スピーカーの視点』としてコメントがあり、理路整然として簡潔だった。
苦手なタイプ
明らかに苦手なタイプの問題としては、パート3の会話で、二人が建物の中を歩きながら、現在位置について、あーでもない、こーでもないと言い合いながら確認し、そうかと思ったら、クライアントとの予定について話したり、さらに、ボスのおすすめのステーキだとか、アートギャラリーが何時に閉まるとか、僕はシーフード料理を食べたいとか、矢継ぎ早に雑多な情報が繰り出される、というもの。情報を整理するのが追い付かず、選択肢を見て、混乱する。こういうつまずきが何度かあると、じりじりと遅れを取って、ますます余裕をなくしてしまうということか。
NHKラジオ講座フリーク
ちなみに、リスニング問題のスピーカーで、聞き覚えのある声が二人。おそらく、Directionと、"Mark your answer on your answer sheet." 等のナレーションが、『実践ビジネス英語』に出てくるBill Nissen(役名)で、パート2に多く登場したイギリス英語の男性が、同じくPat McMillan(役名)だと思う。NHKラジオ講座フリークとしてはうれしいし、耳になじんだ声は聞き取りやすい。いや、模擬テストなのだから、喜んでいちゃいけないのかもしれない。
Test2の方もやってみて、本番に備えよう。
書籍情報
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