続『TOEICテスト完全教本新形式問題対応』感想
今回のTOEIC(第213回公開テスト)の前日に、『TOEIC(R)テスト 完全教本 新形式問題対応』ののTEST2をやって直前準備をした。
※同書は模擬テスト2回分収録。TEST1の感想はこちら。
厳しい結果
TEST2、かなり厳しかった。採点の結果、正答率は、リスニングセクション:80%、リーディングセクション:79%。
リスニングセクションは、TEST1と正答率同じで、感覚的にも難易度(情報量、スピード等)は同レベルと感じた。
リーディングセクションは、TEST1よりもだいぶ難しかった印象。特にパート5で、言葉のニュアンスを理解していない、あるいは言葉そのものを知らなかったために不正解だった問題が多かった。
つまずきニュアンス
パート5(短文穴埋め問題)で、『適度な食事が活力とーーを高める』の空欄にふさわしい選択肢として、以下の単語が並んでいた。(日本語は本書解説より)
- activation: 動揺、興奮
- acrimony: 辛辣さ
- amazement: 驚き
- alertness: 注意力
正解は<alertness>だったのだけど、<activation>を活力と類似したニュアンスと認識して選んでしまった。正直ちょっと納得いかない。動揺・興奮なら<agitation>じゃないかと思うのだけど、<activation>にもそういうニュアンスがあるのか。
辛さいろいろ
パート7(読解問題)の解説のところで、『テスト作成者/ネイティブ・スピーカーの視点』として、こんなコメントがあった。
日本人学習者は「辛い」と言えば、hot(口の中がひりひりするように辛い)を思い浮かべると思うが、ネイティブはほかにもここに出てきたspisy(薬味[スパイス]のきいた、ぴりっとした)やpungent(舌や鼻を刺激する、ぴりっとする)、さらにはsalty(塩辛い)やtart(ピリッとする、酸っぱい)といった言い方を、辛さの感じによって使い分ける。
へー!そうなんだ! じゃあ、わさびの辛さは<pungent>かな。
武者修行用
この『TOEIC(R)テスト 完全教本 新形式問題対応』、全体的に難易度が高く、勉強になった。このくらい負荷高めの問題で修行を重ねておくと、TOEICのスコアのみならず、英語力の底上げができそうだ。
ただし、本番テストの直前にやると、採点結果にがっくりきて、メンタル的によくない。もっと早くやっておけばよかった。もし、同書の第2弾が出たら、速攻で買うと思う。
※これから、これまでにやった問題集の難易度や傾向を比較してまとめ、今後の学習に活かしていく予定。
書籍情報
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