ペットと暮らす独身者たち
NHKラジオ『実践ビジネス英語』より。
今月前半のテーマは、"Singles With Pets"(ペットと暮らす独身者たち)だった。
今月号の表紙、わんこがかわいい♡
犬の名はJudo
登場人物の一人、Chuck Salmans(チャック・サルマンズ)が生後6ヶ月の秋田犬を飼い始めた、という話をきっかけに、近年のアメリカでのペット事情について会話が展開していく。
ちなみに、このチャック(31歳・独身)は夜型人間で、超朝型の職場文化についていけない、と以前、悩みを吐露していた。
参考:
が、今回のビニェットでのチャックは朝から上機嫌だし、Judoと名付けた子犬を散歩させているという状況からすると、すっかり朝型人間に変身したようだ。
ニューヨークで独身生活をしているチャック、成犬になれば相当大きいはずの秋田犬を飼えるって、いったいどんなところに住んでいるのだろう?という疑問はあるけれど、それはまぁいい。
悲しき犬小屋
犬に関連した、切ないイディオムが解説されていたので、メモ。
be in the doghouse (with someone) というイディオムは、直訳すれば「(人)との関係で)犬小屋に入っている」だが、「人の機嫌を損ねて(愛想をつかされて)その人との関係がまずくなっている」ということ。
使用例として、
I'm in the doghouse with my boss. I lost an important client due to my mistake.
(上司との関係がまずい。私の間違いのために重要な顧客を失ってしまったから)
と、妙に身につまされる例文が挙げられていた。
なお、アメリカのペット産業は、今や年間およそ860億ドル規模で、上質なペットフード、オーダーメイドの服、ペット・スパ、ペットシッティング、犬のホテル、医療費等に多くのお金が消費されている由。
The days of "outside dogs" that just live in a doghouse are long gone.
(犬小屋に住んでいるだけの「室外犬」の時代は、はるか昔になりました)
もはや犬小屋に入ることを余儀なくされるのは、人間だけということか。。
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