英語の付加疑問文にうまく返答する裏ワザ
英語の付加疑問文で「~ですよね?」「~ではありませんよね?」とたずねられた時、YesかNoか、どちらで答えるべきか、日本人にとっては非常に悩ましい問題だと思う。
NHKラジオ『英会話タイムトライアル』の中で、これにうまく返答する会話例が出てきて、「なるほど、そんな手があったのか!」と個人的にかなり感動した。
ポイント
ポイントとしては、
付加疑問文にとらわれすぎず、文意に対して返答すること。
具体的には、
間違いやすいYes/Noの答えを避けて、代わりに相手の言っていることに対してRight(そのとおりです)か、便利なWell…で返すことをおすすめします。
Well…は、いろいろな意味で使えますが、イントネーションによっては、「賛成していないこと」が伝わります。
できれば、そのあとに1文を補足してください。すると、会話が弾みやすくなり、言いたいことがより確実に伝わります。
会話例
実際の会話例は、こちら。
The Italian restaurant is not that expensive is it?
(そのイタリア料理のレストランは、そんなに高くありませんよね?)⇒同意する場合:Right. The prices are reasonable.
(そのとおりです。値段はお手頃ですよ)⇒そうとは限らない場合:Well... Some dishes are expensive.
(そうでしょうか…。高い料理もありますよ)
なるほど。こんなふうにして答えればいいのか。
ただし、この場合の"Well…" は、微かに困惑の表情を浮かべながら、ためらいがちに言うという演技力も必要かもしれない。ちゃんと身につけて、使いこなせるようにしておきたいものだ。
↓英会話タイムトライアルの講師、スティーブ先生の英会話教材
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