Curiosity Killed the Cat?
NHKラジオ『実践ビジネス英語』から、勉強になったことのメモ。
好奇心が猫を殺した?
今月後半は、"Curiosity Killed the Cat?" と題した内容だった。
仕事の場で個人的な事柄について人に尋ねるのはご法度であり、外見について言及するのも避けるのが賢明、とのこと。
そして、職場や社会的な場で人から個人的なことを聞かれた場合の対処法として、
One way of telling people to mind their own business without being overly rude is to say something like "Curiosity killed the cat," and leave it at that.
(「あなたには関係のないことだ」と、失礼になりすぎないように人に言う方法があります。その1つは、「好奇心がネコを殺した」というようなことを言って、その話をそこで終わらせることですね)
- mind one's own business:他人の私事に干渉しない
- leave it at that:(議論などを)そこまでにしておく
といった提案がなされていた。なるほど。
ただ、日本語ではどのように言うべきか、難しいところだ。
言葉の由来
なお、"Curiosity killed the cat" という表現は、"Care killed the cat" という慣用句が元になっているそうで、ここでの "care" は、心配や悲嘆を表し、「9つの命を持つ」と言われる猫でさえ、心配事には勝てないという意味らしい。
そこから転じて、"curiosity" も使われるようになったとのこと。
ちなみに、うちの猫の好奇心をかきたてる対象は主に、食べ物、ヒモ状のもの、本や書類に貼ってある付箋。ちょっと目を離したスキに、いろいろとやらかしてくれるけど、今のところ、命に別状はないので、まぁよしとしよう。
CEOは出張中?
ところで、今月の実践ビジネス英語は、カナダ人のCEO・Paul Pearsonと、ロンドン出身のPat McMillanが登場せず、アメリカ英語のスピーカーのみでトークが繰り広げられていて、ちょっぴりさみしい。
来月号のテキスト↓もチェックしてみたけど、どうやら年内、両氏は登場しない模様。
推測するに、Paul Pearsonは、この春、副社長からCEOへと出世したため、多忙を極めているものと思われる。Pearsonのアシスタント・Nancy Alvarezが同僚たちとのトークに積極的に参加しているところを見ると、世界を飛び回っていて、社内にいない可能性が高い。
Pat McMillanも、Brexit関連の市場調査で出張中なのかもしれない。
余談ながら、Pat McMillan役の声優さんは、アルクの『ヒアリングマラソン』にも毎月たくさん登場していて(参考:ヒアリングマラソン3ヶ月目の感想)忙しそうなので、声優さんたちの出演調整もスクリプトに影響しているのかな、と勘繰ってみたり。
。。と、よけいなことに好奇心を発揮してないで("Curiosity killed the cat!")、もっと英語の勉強に身を入れよう、自分。
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