首都圏外郭放水路
NHKラジオ『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』の中に、"Fantastic Place in Japan"というコーナーがある。
AnnaとJohnが、一味違った日本のガイドブックを作るため、日本の穴場スポットをめぐるという設定で、毎回、「へー!」な穴場が登場するので、おもしろい。
地下のギリシア神殿
その中で、"The Undergroud Temple"として紹介されていた、首都圏外郭放水路。
浸水被害対策として地下に巨大な放水路がある、ということくらいしか知らなかったので、AnnaとJohnが『調圧水槽』を見学する様子を聞いていて、興味をひかれた。
Annaの説明によれば、
The underground temple is part of a system that helps stop floods in this area. It is actually a very large tank that controls the flow of the water. It became famous because it looks a little like a Greek temple. It is the size of a soccer field.
日本語訳↓(拙訳です。センスのなさはご容赦ください)
この地下神殿は、首都圏の洪水を解消するための施設の一部で、実質的には、水の流れを制御する巨大なタンクなの。ちょっとギリシア神殿のようにも見えるというので、有名になってね、サッカー場くらいの大きさなのよ。
『ギリシア神殿のような』『サッカー場くらいの大きさ』って、いったいどんな?
↓こんな感じ!
<画像:Wikipediaより>
本当にギリシア神殿みたい!
柱の色が変わる?
そして、このコンクリート柱、季節によって色が変化するのだとか。
施設の職員の方の説明として、
Usually in summer, there is more water in the air. So the concrete gets wet and the columns look darker. In winter, they look whiter.
(夏は大抵、湿度が高いので、コンクリートが濡れて、柱が黒っぽく見えます。冬になると、白っぽく見えます)
実物が見たくなってきた。
近未来SFか、巨大アートか
こちらの公式サイト(国土交通省・江戸川河川事務所サイト内)に、主要設備の写真や動画あり。
なんだか、近未来SFの世界のような、迫力の巨大アートにも見える。
子どもが見たら、めちゃめくちゃ喜びそう。近隣の小学生の社会見学コースになっていたりするのかな?
一般向けの見学会もあるようなので、機会があれば一度、見に行ってみたい。
※『おひとり様からご参加いただけます』というのがうれしい。
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