ヒアリングマラソンを半年続けた感想とMY勉強法
2019年3月5日更新(1年間受講後の効果を追記)
『1000時間ヒアリングマラソン 』をはじめてから早くも半年経過し、7カ月目に突入。
途中、時間の確保が難しくてちょっと苦しい時期もあったけど、おおむね楽しく続けてこれた。
自分なりの勉強のしかたやペース配分もだいぶ定まってきたので、モチベーション維持と、さらなるカイゼンのため、現状の洗い出し、および現時点で実感しつつある効果についてまとめておきたい。
※ヒアリングマラソンには、期間や内容の異なるコース(『ヒアリングマラソン6カ月コース 』、『ヒアリングマラソン ビジネス 』、『ヒアリングマラソン 中級コース 』等)がありますが、私が受講しているのは『1000時間ヒアリングマラソン 』という1年間のコースです。
もくじ
教材の内容と学習メニュー
まず、1000時間ヒアリングマラソン の教材の内容、学習メニューはどんな感じかというと、
◆教材
毎月、『マンスリーテキスト』と、副教材の『ENGLISH JOURNAL』がセットで届く。
マンスリーテキストにはCD2枚、EJにはCD1枚附属。
音源およびテキストの素材は、インタビュー、ニュース、映画、小説、と様々。
ちなみに、最新号は、特別企画のひとつが『英語で手塚治虫!』で、手塚作品が英語でどう訳されているか(セリフ、擬音、仏教概念)等、興味深い内容だった。
『鉄腕アトム』英語版の別冊付録がうれしい♡
↓EJ最新号の本誌と付録、音源CD
◆学習メニュー
トレーニングの内容としては、段階を踏んで内容を聞き込んでいくリスニングや、シャドーイング、ディクテーションなど。
いずれも勉強に飽きさせない工夫が施されており、音声変化、語彙・文法までちゃんと解説でフォローしてくれるので、難易度高めでビビりそうな課題にも、安心してチャレンジできる。
また、マンスリーテキストの各コーナーは、トレーニングのステップごとに所要時間の目安が示されているので、スキマ時間に取り組みやすい。
※こちら↓から1000時間ヒアリングマラソン をはじめとする教材の中身をお試し可能。
MY勉強法と気づき
1000時間ヒアリングマラソン の勉強法というか、英語学習全体の個人的指針は、今のところ、以下のとおり。
- 学習計画はざっくりと
- 多忙で学習が途切れても、またしれっとして再開すればOK
- スキマ時間を目いっぱい活用
- 1000時間ヒアリングマラソン とNHKラジオ講座の併用で相乗効果を狙う
- 学習効果の検証として、定期的にTOEIC問題集
勉強を始めたばかりの頃は、きっちり計画を立てて、いかにも勉強らしい勉強(何時間も机に向かうような)をしなければと思い込んでいて、挫折感とのたたかいだった。
が、そういうやり方は現実的じゃないということに気づき、細切れの時間を積み重ねていけばいいと開き直ってから、勉強が楽しくなってきた。
1000時間ヒアリングマラソン は、多聴によるリスニング力強化を目的として始めたのだけど、意外と語彙・文法にも効果あり。
語彙については、マンスリーテキストと副読本EJの巻末に今月登場した重要語句のリストがあるので、ひととおり勉強した後、このリストでチェックして、頭にちゃんと染み込んでいるか確認することにしている。
するとやはり、文章を聞いて・読んで、文脈込みで勉強しているせいか、単語集で丸暗記するよりもはるかに定着率がよくて、自分でも「おお!」と思う。
文法に関しても、シャドウイングやディクテーションのトレーニングを積むことで、文の構造や時制、単数・複数にしぜんと意識が向くようになってきたので、それまで全く別物と思っていた音と文法の距離がだいぶ縮まってきた。
スキマ時間は速攻英語!
1000時間ヒアリングマラソン は、毎月、教材が届いたらすぐにひと通りざっと目を通し、面白そうなコンテンツや、短時間でできそうなものに付箋をつけておく。
そして、時間ができた時、速攻で英語学習に取り掛かれるよう、セッティング。
(勉強を始める前のちょっとした手間が、つまずきの石になるので、あらかじめ取り除いておく)
↓『スキマ時間は速攻英語!』セット
「何だ、こりゃ?」と思われるかもしれないので、解説。
手前の入れ物は、洗筆バケツ。だいぶ前に大人の塗り絵をするつもりで購入したものの、塗り絵をする余裕がなくて置きっぱなしになっていた。たまたまTOEIC問題集のCDを入れ替える時、一時的に放り込んだところ、大きさがちょうどよかったので、そのまま使用頻度の高い英語CD入れと化したもの。
赤ペンが大量にあるのは、テキスト等にがんがん線引いて書き込みするので、かなりのペースで消耗するため。
奥の白いソニーは、CDラジカセ。最近のTOEIC問題集に多いMP3方式で録音されたCDもそのまま再生できる機種なので、ダウンロードの手間なく、すぐに聞けて便利。
ソニー SONY CDラジオ ZS-E30 : FM/AM/ワイドFM対応 ホワイト ZS-E30 W
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2016/01/16
- メディア: エレクトロニクス
そして、スキマ時間ができ次第、その時の状況や気分に合わせて、1000時間ヒアリングマラソン 、その他、すぐに英語学習開始!
※なお、1000時間ヒアリングマラソン には、テキストと連動したアプリもあるので、通勤・通学時間を英語学習にあてている人は、そちらを利用すると便利かも。
ヒアリングマラソンの効果
先日、久々にTOEIC模試問題集をやってみたところ、リスニングは、特にイギリス英語の聞き取りが以前に比べて楽になった。
1000時間ヒアリングマラソン は、アメリカ英語以外のスピーカーも多いので、TOEIC対策としても効果大だと思う。
それと、Part5(文法穴埋め問題)の処理スピードが上がった。
上述のとおり、シャドウイングやディクテーションのトレーニングで文の構造を把握しやすくなったため、品詞を特定するために問題文を読み返して苦悶する時間が短縮されたのが大きい。
その分、Part7に時間をあてられるようになれば、スコアアップにつながるはず!
【追記】1年間受講後の効果はこちら
現時点での結論
1000時間ヒアリングマラソン って、リスニングのみに特化した教材かと思いきや、その効能は語彙・文法にも及び、かなり幅広いのだった。
コンテンツ内容も、個人的にツボにはまるものが多く、勉強という意識なしに聞いたり読んだりできるのがうれしい。
妙齢(=微妙な年齢)になってから独学で勉強を始めた、基礎文法もあやしい自分にとっては、とても心強い教材といえる。
今後もがんばって、楽しくつづけていきたい。
ヒアリングマラソン公式サイト
↓アルクの1000時間ヒアリングマラソン公式サイトはこちら。
参考:
- 1000時間ヒアリングマラソン は、受講期間が1年間。
- ヒアリングマラソン6カ月コース は、半年間のコース。
その他、コンテンツ内容が異なるコースとして、
等あり。
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