既存の訳語にとらわれない
『TOEIC Test(トーイック・テスト)プラス・マガジン』の最新号に、 英文速読のためのポイントとして、こんなことが書かれていた。
速読するには英文を語順どおりに理解していくことが重要になります。小さな意味の塊をつくって理解していくことが有効ですが、そのときにきれいな日本語にする必要はありません。
例として、beforeを『…の前に』と既存の訳語にあてはめずに、『…してから~する』や『…を~の前に行う』というふうにとらえるべし、とのこと。
なるほど。実際、英語の語順どおりに読むことを心がけているつもりでも、『…の前に』という日本語にとらわれまくって、長い文章を返し読みしてるうちに、何だかよくわかんなくなってくることがよくある。
同様の例として、
- X after Y ⇒ Xをする。その前にYをする。XはYの後だ。
- X as soon as Y ⇒ XはYの直後だ
- X prior to Y ⇒ Xの後にY
- X till [until] Y ⇒ XしてYする
慣れるまでちょっと頭が混乱しそうな気もするけど、意識してやってみよう。英語使いこなしてる人って、きっと無意識にこういう処理をしてるんだろうな。
TOEIC Test(トーイック・テスト)プラス・マガジン 2016年07月号
- 作者: TOEIC Testプラス・マガジン編集部
- 出版社/メーカー: リント
- 発売日: 2016/06/06
- メディア: 雑誌
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