らーめんてーぶる

Lamentable(残念な、ひどい)な英語からの脱却を目指して、地味に奮闘中。NHKラジオ講座、TOEIC、1000時間ヒアリングマラソンの学習記録と感想のブログ

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"Sort of" Equivalents

毎月楽しみにしている、Colin Joyce氏の英語コラム<Japanglophilia>(ラジオ英会話のテキストに連載中)。

今回のコラムのテーマは、<"Sort of" Equivalents>。

世の中には<Chalk and cheese>のように、似て非なる物がたくさんあるけれど、反対に、一見まったく違うようでいて、ある意味似てるものって、あるよね? ということで、日英における、一見まったく別物なのに、文化の中における位置づけが似ているものが挙げられている。たとえば、

  • 日本の銭湯とイギリスのパブは、社交の場という意味で、似た役割をはたしている。
  • 納豆と<Marmite>は、ともに外国人に食べさせて反応を見たくなる食べ物という点で類似している。

他にも、『キャプテン翼』と<Roy of the Rovers>、『御柱祭り』と<Cheese Rolling>等、目の付け所がさすが。

最後に挙げられていた、夏目漱石の『坊ちゃん』に通じるものがあるという<Lucky Jim>がすごく気になる。どちらも、主人公は何かと厄介ごとを起こしがちな若い教師で、困難な状況の中で奮闘する成長物語、なのだそう。

読みたい本リストがまた増えてしまった。

書籍情報

Modern Classics Lucky Jim (Penguin Modern Classics)

Modern Classics Lucky Jim (Penguin Modern Classics)

  • 作者: Kingsley Amis,David Lodge
  • 出版社/メーカー: Penguin Classic
  • 発売日: 2000/05/30
  • メディア: ペーパーバック
 

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