歩きスマホに見るお国柄
NHKラジオ『実践ビジネス英語』の7月後半のテーマは "Heads Up!"。
『歩きスマホ』について、その危険性や対策について語り合うという内容。
ニューヨークはじめ、交通量の多い世界各国の都市でも、歩きスマホが蔓延して社会問題化しているとのこと。
『歩きスマホ』は英語で?
ビニェットの中で、『歩きスマホ』は英語で "smartphone-walking" と表現されていた。
また、『ながら歩き』は、"distracted walking"。
*distracted [distrǽktid]:気を散らされた、ボーッとして、注意散漫で
スモンビとは?
ドイツでは、歩きスマホをする人たちのことを『スモンビ』という造語で呼んでいるそう。
"smonbies" = smartphone + zombie
ゾンビを組合せた造語は、アメリカ発のような印象を受けるけど、
I hear that in Cologne and other cities, the authorities have put ground-level traffic lights in the pavement to get the attention of preoccupied pedestrians.
(ケルンなどの都市では、スマホに気を取られている歩行者の注意を喚起するために、当局が歩道の地表面に交通信号を設置したと聞いていますよ)
というように、知恵と技術でしっかり対策を講じるあたり、とてもドイツ的な感じがする。
*Cologne [kəlóun]:ドイツの都市・ケルン
*preoccupied [priːɑ́kjupàid]:夢中になった、没頭している、気をとられている
ベトナム発・ながらスマホ
ところで先日、この新聞記事を読んで、ものすごく驚いた。
バイクが市民の足となっているベトナムでは、なんと、バイクを運転しながらの『ながらスマホ』が多いとのこと。
もはや『歩きスマホ』どころじゃなくて、曲芸レベルだ。交通量、むちゃくちゃ多いようだし。
スモンビよりも、はるかにホラーだ。
これもお国柄。。なのだろうか??
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