TOEICマークシートのスピードアップ小道具
TOEIC(L&R)において、マークシートをいかに素早く確実に塗るかは、ものすごく重要な問題だ。
全パート、時間とのたたかいだから、マークシートを塗るのにかかる数秒さえ、惜しく感じられる。
とはいえ、雑に塗って、読み取りができないと困るので、焦りつつも、念入りにぐりぐりと塗りつぶしたりして、けっこう時間がかかってしまうのが、我ながらもどかしい。
定番筆記具のメリット・デメリット
これまでのところ、試行錯誤しつつ、
- 芯の先を程よく丸めた、消しゴム付き鉛筆を数本
- シャーペン(0.5mm)
- 普通の消しゴム(モノ消し)
- 細部用消しゴム(モノゼロ)
というのが、TOEIC試験に持参する筆記具の定番になっていた。
これらを採用した理由としては、
- マークシートを塗るには、芯の先が丸い方がいいので、シャーペンよりも鉛筆。
- 名前とか必要事項の記入のために、シャーペンも必要。
- 消しゴムは、状況に応じて、最短の時間で作業できるよう、数種類用意。
(細部用は、後から間違いに気づいた場合、記入済みの他の箇所までいっしょに消してしまわないため)
が、これら定番セットにも、いくつか欠点が。
- 試験の際は、ふでばこはかばんにしまうように言われるので、裸の筆記具たち(鉛筆数本、消しゴム2個、使用中の鉛筆のキャップ)が机上に並び、問題冊子をめくったり、マークシートをずらしたりするたび、なんか気になる。
- 消しゴム付き鉛筆は、画期的な道具なようでいて、1秒を争う状況においては、鉛筆の上下をひっくり返す動作が意外とめんどくさい。
- 鉛筆の先を丸めるのも加減が難しい。極太に調整すると、芯の露出部分が短くなり、塗っている時、芯先が見えづらく、はみ出しやすい。
究極の太芯
そんなわけで、何かもっといいものはないかと物色していたところ、芯が1.3mmと極太のシャーペン『鉛筆シャープ』(コクヨ)を発見。
↓0.5mmのシャーペン(上)と、鉛筆シャープ(下)を並べると、こんな感じ。
※なお、私が購入したのは、鉛筆シャープ、替え芯、消しゴム(リサーレ)がセットになった『マークシート最適セット』(下記参照)。
検証実験開始
これで、はたしてどのくらい効率が上がるか、実際にマークシートを塗ってみた。
塗りの効果とともに、ちゃんと消せるかも合わせて実験。
上述の定番筆記具も含め、登場する小道具たちは、こちら。
塗りつぶし効果と消し心地
まず、芯の太さによって、塗りつぶしの効率にどのくらいの差が出るか?
鉛筆シャープと0.5mmシャーペンで、それぞれマークシートを塗ってみたところ、0.5mmのシャーペンだと、隙間なく塗りつぶすのに、上下くりくりと8往復必要なところ、鉛筆シャープの方は、3往復で塗りつぶし完了。
この差は大きいと思う。マーク1個あたり1秒の差が出るとして、200個で200秒。あなどれない。
なお、塗りつぶしの仕上がりは、見た目的に、ほとんど差はなし。
次に、塗ったものがどのくらいきれいに消せるか。
最適セットの消しゴム『リサーレ』と、定番の『モノ消し』、細部用の『モノゼロ』でそれぞれ消してみる。
鉛筆シャープは、太くがっつり塗れたけど、普通のシャーペンに比べて消しにくいということはなかった。
消しゴム別では、リサーレの消し心地がもっともスムーズだった。モノ消しも遜色なし。
モノゼロは、リサーレやモノ消しに比べると、消す力ではやや落ちる感じ。形状の違いによる力の入り具合も影響しているのかもしれない。完璧に消すには、小刻みに多めにこすった方がよさそう。とはいえ、細かい部分に狙いを定めて消せる小回りは、やはり貴重。
個人的結論
以上、検証実験の結果、今後、TOEIC試験に持参する筆記具としては、以下に決定。
- 最適セット(鉛筆シャープ、替え芯、リサーレ消しゴム)
- 0.5mmシャーペン(必要事項記入用)
- モノゼロ(細部用消しゴム)
次なるTOEICチャレンジまでに、問題集をたくさんこなして鉛筆シャープでマークシートを塗りまくり、さらに効率を上げていきたい。
商品情報
↓『マークシート最適セット』(鉛筆シャープ、替え芯、リサーレ消しゴム)
↓細部用の消しゴム、モノゼロ(角型と丸型の2タイプあり)
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