らーめんてーぶる

Lamentable(残念な、ひどい)な英語からの脱却を目指して、地味に奮闘中。NHKラジオ講座、TOEIC、1000時間ヒアリングマラソンの学習記録と感想のブログ

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パリのスパイダーマン、男児救出

NHKラジオ『高校生からはじめる現代英語』より。

パリのアパートの5階から落っこちそうになっていた男の子を、不法移民の22歳男性がスパイダーマンさながら建物をよじ登って救出したと、いう話題。

 

He leapt into action.  He climbed up four floors of the apartment building, pulling himself up from balcony to balcony with his bare hands in just seconds.

 

(彼は跳ぶように(素早く)行動に移りました。自分(の体)をバルコニーからバルコニーへと素手で引っ張り上げながら、わずか数秒間でその共同住宅の(うちの)4つの階を登っていったのです。

NHKラジオ高校生からはじめる「現代英語」 2018年 11 月号

 

とあったので、そのスパイダーマンぶりを見てみたくて、映像を探してみた。

 

パリのスパイダーマン映像

 


こんなものすごい身体能力を持った人がいるんだ、と感心を超えてポカンとして映像に見入ってしまう。

 

こちら↓は、このスパイダーマンことガッサマさん本人のインタビューや、マクロン大統領と面会した際の映像。

(不法移民だったガッサマさんはこの活躍により市民権を与えられた)

 

 

さらにびっくり

このBBC記事には、さらに驚きの事実が。

 

 

私はてっきり、この男の子は5階のバルコニーから身を乗り出して落ちそうになったのだと思っていたけど、実は7階バルコニーから転落して5階の手すりにどうにかしがみついたらしい。

(上記記事(英・BBC)の中では、階数表記は日本で言うところの5階が "fourth-floor" となっている)

そして、スパイダーマンがよじ登ってきて、無事救助。

この男の子、よほど強運の持ち主だったのだと思う。

 

一方、残念な事実として、男の子と暮らしていた父親は事故当時、家にいなかった。

フランスでは保護者の法的責任が厳しいようで、記事によれば、保護監督責任の不履行は懲役2年および3万ユーロの罰金を課されるとのこと。

 

スパイダーマン後のガッサマさん

この人命救助の後、市民権を得たガッサマさんはさらに消防士の仕事を提示された由。

すばらしいアサインメントだと思う。

 

↓Pompiers de Paris(パリ消防旅団)のツイート

 

 (パリ消防旅団の仕事を見てもらうために、今日、ガッサマさんを当旅団に迎えた)

 

このPompiers de Parisのツイッター、フランス語の勉強にもなりそうなので、 時々チェックしよう。

ちなみに、パリ消防旅団がフランス陸軍に所属するということを、私は今日はじめて知った。

 

参考:

 

グーグルマップにも

その後、この救出劇の現場は、グーグルマップで "historic site" として赤いピクトグラムで表示されるようになっているとのこと。

 

 

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